「たかべ」ってお魚ご存知ですか?
やんもで働かせて頂くようになり、
この「たかべ」の塩焼きを食べた時の感動は
今でも忘れません!!
うまいのなんのって、
ホントにビックリしました。
この「たかべ」は伊豆沖や、伊豆七島、小笠原諸島で
多く水揚げされるマナガツオ科の魚です。
青い体に、目の後方から尾にかけて
綺麗な黄色の帯が走っているのが特徴で
体長15センチ~20センチ程度です。
似ている魚に「うめいろ」という魚があります。
こちらは尾から背中が黄色いそうで
別名「おきたかべ」とも言うそうなので
お間違えなく♪(笑)
先ほど、塩焼きで食べたと書きましたが、
新鮮な物は勿論お刺身でもいけます。
5月から9月(初夏から夏)に
旬を迎えた「たかべ」は弾けるほどの脂をもち
体に触れれば、指にぎっとりとした脂が
付くくらいになり、
焼くと黄色の脂が目に見えてにじみ出てくるほどっ!!
この脂が豊富な「たかべ」の塩焼きが
本当にうまいっ!!
出来るなら、もう一度食べたいですが
今では入荷量が少ないこともあり
高級魚の部類になっています。
悲しくも最近は僕の口には届いておりません。(泣)
そうなんですっ!!
「たかべ」の値段は、
たかべ(高め)なのですっ!!(笑)
栄養的な特長は、
細胞の老化や酸化を予防する、ビタミンEが豊富で
血中のコレステロール量を下げるDHA・EPAを
多く含んでいるそうです。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました♪
★追伸 : 本当に夏のこの時期までしか入荷出来ない
貴重な魚なので、店頭などで見かけたら、
ぜひ購入や注文する事をお勧めします♪
南青山店 副料理長 下田屋貴士